一般眼科のドクターに行かれるべきです。アメリカでは眼科が2種類に分かれています。
「一般眼科」は目のファミリードクターで、子供から年配の方々まで内科のように一年に一度の目の検査をします。近視、乱視、遠視が変わってきたか、老眼が出てきたか、緑内障はないか、白内障は手術が必要かなどを検査します。その他、目が痛い、かゆいなどの角膜炎、結膜炎、ものもらいなどを治療します。
検査をする中で、網膜の手術とか、白内障の手術が必要であれば、その専門の眼科医を紹介し、手術が終われば、また一般眼科医に戻ってフォローアップをします。いわゆる町医者ですね。アメリカではビジョンの保険がありますから、一般眼科ではメガネやコンタクトレンズも購入できます。ですから上記のような症状の方は一般眼科に行くことになります。そこで検査、治療ができます。「検眼医」というのは昔の用語で死語となっていますので気をつけてください。名前の後にO.Dとついているのは一般眼科のことです。
「眼科専門医」は名前の後にD.OまたはM.Dとついていますが、眼科の中でも専門の治療をする機関ですので、一般眼科の紹介なしでは行かないのが妥当です。理由としては、一般眼科は角膜、網膜、白内障がどのドクターが上手かよく熟知しているから、一般眼科の先生に紹介してもらったほうが安全といえます。専門医は専門の手術をしますが、違いはそれだけです。
「目がおかしい」と思ったら、一般眼科にかかってください。そして一年に一度、一般眼科で目の検査をしていただくことをお勧めします。