確かにアメリカではコンタクトレンズは医療品とみなされていますので、医師の処方箋なしで購入することはできません。その上、まず目の検査をして、角膜、網膜など目に疾患がないかどうかの検査、つまり一般眼科検査をして、それからコンタクトレンズのフィッテイング検査をします。それで初めて購入できます。メガネも医師が検査しないと法律上処方することはできません。そのため、日本のようにメガネ屋さんで簡単に検査してメガネを作ることはできません。
当院では旅行で来られて、コンタクトレンズを持ってくるのを忘れた、旅行中に紛失されてしまった方には、短期旅行者用のプログラムがあり、格安でレンズをお渡しすることができますので、「短期旅行者コンタクトレンズプログラム」をご利用ください。(電話・メールで詳細お問い合わせください)
ただ、一年以上の長期滞在で来られる方は、六カ月までは持ってこられても視力が変わらないので大丈夫ですが、特に学生さんの場合は来られてすぐに視力が悪くなる可能性があります。
というのは、一般のアメリカの家庭は照明が暗く目が悪くなりやすいのです。机上のライト(電気スタンド)で十分な照明の下で勉強したり本を読んだりすることをお勧めします。また、言語学校、高校や大学は日本よりも宿題が多く、本を読む量もコンピューターを使う時間も長くなります。ですから、一年分のコンタクトレンズを持ってこられても視力が悪くなって多くの人はそれでは見えないので、結局は検査をしてコンタクトレンズを作り直すことになります。
逆に、アメリカでコンタクトレンズを作った方が、日本にはない最新のレンズがあるのでそのほうが皆さんハッピーなようです。前にも書きましたが、日本はコンタクトレンズに関してかなり遅れています。アメリカの方が、乱視用、遠近両用、など種類が豊富で自分にあったレンズをフィットしてもらえます。レンズのマテリアル(素材)も乾かない、100%$紫外線防止があり、酸素を100%吸収するレンズがあります。
長期滞在でのお仕事でハワイにいらっしゃっている方も、日本でコンタクトレンズを作ってきた方は、ほとんどの人が昔のレンズをされていて、目に合っていないようです。しかも一年ごと視力が変わりますので、ぜひこちらでご自分の目に合ったコンタクトレンズをお試しください。緑内障の検査や治療も当院でできます。