60歳後半の女性です。目が若い時から悪くて20代終わりにレーシックの手術を受けましたが、60歳からまた見えにくくなり、先日の検査で白内障があるので手術をした方が良いと言われました。手術が嫌なので、セカンドオピニオンを聞くにはどういった眼科に行けばいいのでしょうか?

女性

日本とアメリカの眼科で違うことは、アメリカには一般眼科であるオプトメトリストのシステムがあることです。一般眼科(OptometristまたはOptometric physician)は、いわゆる目のプライマリーケアアードクターです。子供から高齢者まで一般に診察し治療してくれる眼科医です。アメリカではほとんどの人が自分の一般眼科を持っていて “He / She is my optometrist.”、”He / She is my eye doctor.” と話しに出るほど身近にいるドクターです。

一般眼科を持つと一年に一度の眼の検査をして、メガネ、コンタクトレンズを作ったり、ドライアイ、結膜炎、緑内障などの治療、ケアをします。眼は心の窓と言いますけど、身体の窓でもあり、眼には身体全体で起こっていることが顕著に表れてきます。例えば高血圧や糖尿病がひどくなれば眼底出血が起こったり、脳腫瘍があれば視野に表れてくることも稀ではありません。一般眼科(Optomerist)は内科医、神経科医などと連携をとって何かがあれば紹介(Refferal)をし、他の科で検査をすることになります。またアメリカには眼科専門医(Ophthalmologist)という目の専門医がいます。アメリカでは眼の各部位の専門分野に分かれています。角膜、網膜、ぶどう膜、眼瞼、神経眼科などです。

一般眼科(Optometrist)は一般の眼科疾患の治療を行いますが、もし角膜や網膜など上記の専門医が必要なときは紹介して一緒にケアしていきます。ですから専門医に自分で急に行くのではなく、一般眼科医に紹介されるという形が現在のアイケアーのシステムです。一般眼科で白内障があるということが発覚すれば、多くの場合、手術の前と後のケアをしてくれます。白内障にも色々な手術の仕方がありますので、今白内障の手術が必要かどうか、また、自分の白内障のオペはどの先生が得意で上手くやってくれるか、を相談することができます。手術の後で屈折異常が残っていればメガネも処方してくれます。レーシックで近視は治っても毎年眼の状態は変わってきます。少しの白内障があってもメガネやコンタクトレンズで視力を矯正することも可能です。

毎年一度は一般眼科で質の高い目の検査をしてもらうことをお勧めします。