白内障が始まっているのか遠くが見えにくくなってきました。今回保険が変わってVISIONがありません。目の保険がないのですが、受診できますでしょうか?

女性

アメリカの健康保険には、Medical(医療)、Vision(目)、Dental(歯科)、Pharmacy(薬剤)、Chiropractor(カイオロプラクティック)があります。個人または企業がどの分野の健康保険に入るのかを選ぶことになっています。目でも目が痒い、痛い、怪我、白内障、緑内障の診断は医療(Medical)になり、Visionは視力の検査、コンタクトレンズフィッテイング、コンタクトレンズ、メガネになります。Visionがあれば、メガネまたはコンタクトレンズのなかから幾らか払ってくれると言うことになります。

視力の低下で白内障ではないかと思って受診されるのにはMedicalとVisionの両方を使うことになります。検査の部分で白内障、緑内障など視力の低下で使うことができるため、Medicalの方で保険をつかって受診できます。検査の結果、メガネまたはコンタクトレンズがあれば視力を矯正できるというのであれば、その部分は Visionの保険が適用され、メガネまたはコンタクトレンズのうちから幾らか払ってくれる、というものになります。アメリカの保険制度はややこしく日本のものとは違います。受診される場合にその辺を把握されれば安心して受診できると思います。

多くの場合目の一年の一度の検査は保険が適用されるはずですので必ず一年に一度の検査をされることをお勧めします。