自分の目を守るのは、体と同じく一年に一度の目の検査をして、自分の目の状態を知っておくことが一番だと思います。アメリカではほとんどの健康保険にビジョン(VISION)の項目があります。一年に一度目の一般検査とメガネまたはコンタクトレンズとその検査の一部を保険が払ってくれます。メディケアは基本ビジョンがありませんがサプリメンタルの保険でビジョンを選択できます。検査をしてドクター(一般眼科医)が各自の目の状態とアドバイスをくれます。
例えば、白内障が始まっている人はどうすれば予防できるか、メガネのレンズのグレアカットにはどのようなものが良いか、サプリメントがどんなものが良いか、など。日本人は緑内障になる方が多くいるので、緑内障を疑われた方はきちんと毎年検査するべきです。日本では大切項目とされていないこの一般眼科検診で多くのインフォメーションが得られます。
アメリカのFDAに比べて日本の厚生省の認可はかなり甘いのではないかと思われます。FDAの認可にはかなり時間がかかり効果・効能があるかの検証をしますが、厚生省は医療機器の認可は本当に効果・効能があるかを検証して承認番号を出しているわけではないのです。「厚生労働省許可」と謳っていても効果があるかどうかは別問題です。例えば、超音波視力回復器とか、●●●●●●治療器など近視を回復するとか、白内障を治すとかの怪しげなものは本当に治療できるのであれば医師も取り入れるはずだし、ノーベル賞ものなわけであって、気休めに購入されるのは自由ですが、多分どの医師もお勧めすることはないはずです。
自分の目を守るためにも今すぐ一年に一度の眼科検診をお勧めします。