先日メガネを作りましたが、メガネをとっても綺麗に見えないし、メガネをしても目が疲れます。眼精疲労はどのように改善されますか?

女性

日本でメガネを作った人、または日本でメガネをしている人の50%の人が「眼精疲労」を訴えているという統計があります。しかも眼精疲労の一番の理由は「メガネがあっていない」ということです。

なぜ日本はメガネ大国であるのに目に合っていないメガネをしているか?それは多くの人が「メガネ屋さんで視力を測ってもらいメガネを作る」からです。

メガネ屋さんの誰が検査をするか?それはメガネやさんの店員さんです。会社に入ってトレーニングを受けますが、多くは自動視力測定器の結果でレンズを作ります。しかし、人間の目は一人一人、調節力も違い、眼筋の強さも違うわけ
で、それ以上に複雑な検査が必要になります。それなのに何故あんな簡単な検査でメガネを作るのか?それは産業だからです。

発展途上国やアジアの国々ではまだこのような店員による検査がされています。日本は格安メガネ屋があってもメガネの検査、処方箋に関しては発展途上国だと思います。

アメリカではメガネは医療機器です。メガネの処方箋、コンタクトレンズの処方箋は医師でないと出せません。つまり医師免許がないと視力は測れないということです。目は体の一部ですので、体の疾患、例えば糖尿病、高血圧、膠原病などや目の疾患例えば緑内障、白内障、ドライアイなどを検査して、考慮した上で処方を出します。

日本でメガネ、コンタクトレンズを作り続けていて、32歳にして緑内障なのであと6ヶ月で失明すると言われた方がいらっしゃいました。緑内障は早期発見をしないと視神経が死んでいく病気なので何もできませんでした。また、眼精疲労で、数字入力などのミスが何度もあり、仕事を解雇させられそうになった方もいらっしゃいました。この方はメガネの処方がかなりオフで、新しくレンズを作ったら眼精疲労が治りました。眼精疲労、首や肩の痛みでマッサージや針に通い続けた人が乱視用のメガネを作ったら痛みが改善されました。

これまでの時代はそれほどコンピューターも使わなかったし、目を酷使することも今ほどではなかったため、これほど眼精疲労を訴える人がいなかったようですが、今では子供から年配の方まで毎日コンピューターを使っている方が増えています。

上記はごく一部の例ですが、きちんと医師による診断を受けてメガネを作られることをお勧めします。また一年ごと目や視力は変わりますので、一年に一度の眼科検診を受けることをお勧めします。