目が急に見えなくなったり、視力が急に低下したときは色々な原因が考えられます。
- 急激に見えなくなった場合
目の視神経や脳の血液循環に問題が生じたことが考えられます。血管が詰まってしまうと急に見えなくなります。その他、急性緑内障といって目が痛くなり、頭痛、充血、吐き気などを伴います。急性緑内障の発作の場合は緊急の治療が必要になります。 - 視野が一部欠けたり狭くなった場合
網膜が剥がれたり、網膜の血管が詰まったりという網膜の病気、または脳梗塞、脳内出血など、脳や視神経の病気が考えられます。 - 白く光りの周りに笠がかかったように見える場合
角膜が腫れて水ぶくれの状態です。急性緑内障、またはコンタクトレンズの長時間使用で角膜は腫れてしまったことが考えられます。コンタクトレンズは最近酸素を100%近く透過するものが増えてきています。それでもレンズを長時間装用したり、レンズを装用したまま寝てしまうと角膜が腫れて厚くないます。また、コンピューターや携帯の使用、お仕事で薬品(ネイルなど)を使われる方に目が知らないうちに乾いてしまって、角膜炎で角膜に傷が入ったり、角膜浮腫で角膜が厚くなってしまうとこのような状態になります。
これらのどの状態でも治療には原因を調べてからになります。眼科に行かれてすぐに治療されることが大事です。